座間市のホームタウンチームで、サッカーJ3リーグに所属するSC相模原は12月2日、鹿児島ユナイテッドFCとの今季最終節を本拠地の相模原ギオンスタジアムで行い、1対0で勝利した。この一戦は元日本代表GKの川口能活選手の引退試合として注目が集まり、入場者数は過去最多の1万2612人を記録した。
SCはその川口選手が約3カ月ぶりに先発。前節でJ2昇格を決め勢いに乗る鹿児島の猛攻に再三ピンチを迎えるも、川口選手の闘志溢れるプレーがゴールを割らせない。そして、後半25分にPKで奪った1点をチーム全員で守り切り、最終節の勝利をファンに届けるとともに川口選手のラストゲームに花を添えた。
試合後は引退セレモニーが行われ、家族から花束を贈られた川口選手が涙ぐむ場面も。好敵手として互いを高め合ったGK楢崎正剛選手が登場するサプライズもあった。
SCは12勝6分14敗の17チーム中9位でシーズンを終えた。なお、この試合は郵便局とゆうちょ銀行、協栄スイミングK☆maxダンススタジオのスペシャルサポートマッチとして実施された。
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