運動や食事の改善などによる身体機能の維持や回復だけでなく、趣味や地域活動への参加といった「社会参加」が高齢者の介護予防に効果的であり、高齢者を取り巻く地域コミュニティの創出にもつながると言われている昨今。市内でもそうした観点から取り組みを進めている地域がある。
東原1・2丁目では、ひばりが丘地域包括支援センターと生活支援コーディネーター、座間市、北里大学の4者が協働で地域住民を巻き込みながら東原地区の今後を考え、話し合い、活動するグループ「アクティブ東原」を発足。同地区は、市内の他地区に比べて年齢層が若く、身体的に元気な人が比較的多い地域であるものの、自治会加入率が低く、地域内の交流が希薄であることが市によるアンケート調査でわかったという。そうした経緯を踏まえ、アクティブ東原では、東原地区で行われているサロンやイベントを集約したカレンダーとマップをひと月ごとに発行。高齢者が自宅にひきこもらずに、前向きに外出し、地域に出ていくきっかけづくりの一助とした。
今後は、1・2丁目の住民が徒歩で気軽に足を運べるサロンが現状ないことから、そうした場を同地域内に新たに設け、地域住民の自宅以外の居場所をつくる予定だ。
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