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公開日:2012.02.10

街プロが"街コン"
主催パーティーに市内外の60人が参加

  • 会話に花が咲く参加者たち

 自治体や各団体による「街コン」と呼ばれる大規模婚活パーティーが近年各地で開かれている。そんな中厚木でも、市商店会連合会の有志で作る「街づくり推進プロジェクトチーム」(通称街プロ・北原弘康代表)主催の第1回婚活パーティーが2月4日、市内寿町の飲食店で行われた。



 企画が動き出したのは昨年の8月。少子化対策や街のにぎわい創出のためにと、各地で開かれていた街コンを参考に、メンバー10人で準備を始めた。



 当初は男女50人を目標に募集したところ、20歳代から60歳代まで予想を上回る100人近くの応募があった。そのため急遽参加枠を増やし、抽選を経て当日は約60人が参加した。



 パーティーは立食形式で2時間ほど。途中イベントとしてグループで協力し合うゲームを行ったほか、街プロのメンバーが「お助けマン」として連絡先の交換や話し相手を探すなどのフォローをした。意外と積極的な参加者の様子に「お助けマン」役のメンバーは「僕らはあまり必要なかったみたい」と苦笑いしながら会場を回っていた。終了後には近隣の飲食店を集めた「2次会会場パンフレット」を配布。多くの参加者がそのまま2次会へと向かった。



 参加者は住んでいるところや、参加したきっかけもさまざま。市内企業で働く20歳代半ばの男性会社員2人は「上司からパーティーの話を聞かされ」同僚同士で参加。また、秦野市在住の女性3人組は、美容室に貼ってあった告知ポスターを見て参加。それぞれ趣味の話などで交流を深め、終了時にはお互いの連絡先を交換し合っていた。



 一方で予定を超える参加者となったためか、店内は空いたスペースがほぼない状況。中には「もっとゆったりした雰囲気の方が良いかもしれないですね」と話す参加者もいた。



 自身も婚活中だという街プロの北原代表は「『規模が小さくてもやらないことには始まらない』という想いで実施しました。今回やってみたことで出てきた反省点を、今後の開催に活かしたい」と話した。次回詳細は今後決定するとのこと。「街プロカップル」の誕生となるか。

 

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