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厚木・愛川・清川 人物風土記

公開日:2018.02.23

湘南ベルマーレユース出身のゴールキーパーで今シーズンからトップチームに昇格した
真田 幸太さん
上依知出身 18歳

「まずはめざせ1試合」

 ○…高校生でありながら昨年はトップチームに登録された期待の守護神。湘南ユース(下部組織)からトップに昇格した初めてのゴールキーパー(GK)で、「アカデミーの代表としてBMWスタジアムで活躍する姿をみんなに見せたい」と活躍を誓う。プロ契約は勝ち取ったが、まだまだ正GKへの道は険しい。「1日1日を大切に、3人の先輩キーパーからどんどん吸収して、いつ出番が来てもいいように準備したい。まずはめざせ1試合」と決意する。

 ○…サッカーを始めたのは年長の時。友人に誘われたのがきっかけだ。「走るのが苦手で、楽だと思った」という理由で、小1からゴールを守っている。チームに声をかけられ、中学でベルマーレのユニフォームに袖を通し、そこからメキメキと頭角を現した。公式戦では自陣を飛び出し、190cmの長身を生かしたヘディングで2ゴールを決める、フォワード顔負けの活躍も見せた。「点を取る魅力を知った」と白い歯を見せるが、「1点を守りきる。チームを救う1本がキーパーの最大の魅力」と気を引き締める。

 ○…上依知小、藤塚中に通った厚木っ子。相模田名高での高校生活も3月の卒業を待つばかり。「相模川はよく走った。高校へ行く途中の田んぼの景色は好き」と話す。「小さい頃から1番大きかった」と体格に恵まれ、小6で170cmはあったという。靴のサイズは31cm。「足に合う靴を探すのが大変」。映画鑑賞が好きで「『君の膵臓をたべたい』も『ビリギャル』も感動して泣いちゃいました」とピュアな一面も覗かせる。

 ○…あす2月24日(土)から、いよいよリーグ戦が始まる。「自分が出た時は、球際の激しさをぜひ見てほしい。迫力あるプレーで観客を湧かせたい」と意気込む。そして、「ゆくゆくは湘南から世界へ飛び立てるように頑張りたい」と夢を見据える。アカデミー出身、守護神のプロデビューに期待は高まるばかりだ。

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