市内毛利台在住の水野晴彦さん(74)が代表を務める、落語どんぐり会主催の「どんぐり寄席」が、開始から10年を迎えた。20回目の寄席が、12月2日(日)に厚木市文化会館小ホールで行われる。
どんぐり寄席は、「地域に元気と笑いが増えることを願って」、水野さんが南毛利地区のボランティア仲間に声をかけ、2009年7月にはじめた。1回目はJAあつぎの本所で、2回目から19回目までは文化会館の集会室で、年2回の寄席を開催。落語や講談、声帯模写、歌謡漫談などプロの演者を招き、平均して120人から130人程度の観客が来場する。
寄席は手作りで、落語家や講談師との出演交渉は水野さんが行い、案内状発送などの事務作業は妻の基公子(きくこ)さん(66)がサポート。当日の会場設営や誘導などは、同会のボランティアが運営している。メンバーの高齢化が課題で、「お手伝いをして頂ける方がいればうれしい」という。
水野さんは、2000年にレーベル病を患い、翌年に両眼を失明。現在は高齢者施設での傾聴ボランティアや、アイメイト(盲導犬)に関する講演活動などを行っている。幼少期から落語が好きで、寄席を観に行く中で、落語家の林家たけ平さんに出会い、05年ごろから落語を教えてもらうように。寄席には「話亭傾聴(はなしていけいちょう)」の名前で、自身も出演する。
初の小ホール
20回目の寄席は、初めて文化会館小ホールで開催される。落語家の林家たけ平さん、桂米助さん、講談師の一龍斎春水さんらが出演予定。昼12時半開場で、午後1時開演。木戸銭は2千円。定員は先着順350人(自由席)。(問)水野さん【電話】046・247・5695
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>
厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>