新型コロナウイルスが中国を中心に猛威を振るう中、厚木医師会(馬嶋順子会長)では現在、新型コロナウイルスの対応マニュアルを作成し、各医療機関で共有をしている。馬嶋会長は「いろいろな情報が発信され、不安になることも多いと思うが、国や県、新聞などから正確な情報を得ることが大事」と話す。
発熱や咳症状があり、中国の武漢市内を訪問したり、武漢市の原因不明の肺炎患者、またはその疑いがある患者と2メートル以内で接触歴がある場合は、新型コロナウイルスが疑われるという。「その場合は、医療機関に受診の仕方を確認した上で、それに従って受診してほしい」と呼びかける。
HPで注意喚起
また、厚木市、愛川町、清川村の3市町村では、ホームページなどで住民に対して注意喚起を行っている。
市ホームページでは、「過剰に心配することなく、マスクの着用や手洗いの徹底などの、インフルエンザなどと同様の感染症対策をお願いします」と呼びかける。ほかにも、22日から午前10時と午後3時の庁内放送で、インフルエンザの予防を啓発するとともに、その他のウイルス感染についても注意喚起を開始した。市健康長寿推進課では「市民の方に冷静に対応して頂けるように、引き続き情報発信をしていきたい」と動向に注視する。
なお、新型コロナウイルスについての相談は、厚生労働省コールセンター、県専用ダイヤルで可能(表参照)。
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