厚木・愛川・清川 コラム
公開日：2020.12.04
夢は終わらない
この原稿が出る頃、扉座は新宿紀伊國屋ホールで公演中です（厚木公演は中止）。困難だらけのｗｉｔｈコロナ活動を挫けずやっています。そんな劇団の行く末を案じて、劇場に何回も駆けつけるぞ！という熱いメッセージなどを頂いて、申し訳ないやら、有り難いやら。しかし勤め先からイベント参加を禁じられている。老人や病人が側にいて感染防止が至上命令。迷ったけれど今回は行けない、申し訳ないと我々に謝って下さる方々も大勢います。心を乱させてしまい心苦しいばかりです。
せめてチケットは買うから、という方もいます。そういう声がとても多いので、座席は確保せず記念チケットとパンフレットだけをお届けする『ご支援チケット』というものを始めてみたら、これが大反響で、今多くのご支援を受けています。その善意と情に、我々も感極まっています。そしてこういう方たちと劇場で、笑顔の再会を果たすまで、何としても劇団を持ち堪えてみせるぞと決意を新たにしています（詳細は扉座ＨＰで）。厚木の皆様からも温かなご声援をたくさん頂いています。心から感謝いたします。
さて厚木ではミュージックフェスティバルが無念の中止となりました。しかしこちらも関係者一同挫けることなく、未来に向かう素晴らしい企画を立ててくれました。一流プロによる、特別ワークショップです。現在参加者募集中です。
いかなる苦境にあっても、夢を持つ者たちに絶望はありません。
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