社会福祉法人厚木市社会福祉協議会(神保忠男会長)が、昨年6月から厚木市保健福祉センターのエントランスに設置していた「マスク寄付ボックス」。開始当初に比べ、品薄になっていたマスクも安価で入手できるようになったことや、緊急事態宣言が解除されたことから、3月31日に設置を終了した。
「協力に感謝」
寄付ボックスは、市民から市社協宛てに「マスクを寄付したい」という問い合わせが続き、「市民の声に応えられるように」と昨年6月1日から設置。新品で未使用のマスクなら色や形は問わず、手作りの布マスクも受付けた。10カ月間で集まったマスクの総数は1万216枚。内訳は不織布が7705枚、手作りが1333枚、アベノマスクが976枚、ガーゼが112枚、その他が90枚だった。市社協では、「企業や団体の大口の寄付もあり、不織布マスクが多く集まった印象がある。手作りマスクも多く集まった」と分析する。神保会長は「たくさんのマスクを寄付して頂いた。協力して頂いた皆様に感謝したい」と話す。
マスクは福祉施設に
集まったマスクは、市内にある約70の福祉施設で構成される厚木市社会福祉施設連絡会に2回に分けて配布。昨年は17の高齢者施設、12の知的障害者施設に配布した。施設からは「不織布のマスクが欲しい」などの要望もあり、市社協のスタッフは「施設では大変喜ばれていた」と話す。
これから行われる2回目の配布では、23の児童施設、18の就労支援事業所を予定している。
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
広げよう支援の輪5月3日 |
|