厚木・愛川・清川 人物風土記
公開日：2022.05.20
厚木市グラウンド・ゴルフ協会の会長に就任した
立石 良夫さん
厚木市まつかげ台在住 74歳
めざせ100歳プレイヤー
○…「１００歳プレイヤーが誕生するように、みんなを手助けし、元気で楽しい協会にしていきたい」。このほど、厚木市グラウンド・ゴルフ協会の会長に就任した。60代から90代まで約４３０人の会員を束ね、「全国大会もある競技。みんなが競技に夢中になれるように、会を運営していきたい」と抱負を話した。
○…福岡県大牟田市生まれ。幼少期に長崎に移り住み、就職と共に18歳で神奈川県へ。結婚後、31歳で妻の地元である厚木市に居を構えた。しかし、その後すぐ会社移転で滋賀県へ単身赴任。「いざ定年で帰ってきても、知らない人ばかりでした」と笑う。妻の勧めで行った老人会で誘われたのがグラウンド・ゴルフ。「最初はいっぱい叩いて、悔しかった」と当時を振り返る。その悔しさをバネに練習を重ね、次第にグラウンド・ゴルフにハマっていった。
○…「練習すると少しづつスコアも伸び、成長を感じられる。また、下手でも上手い人に勝てるチャンスがある」。それがグラウンド・ゴルフの魅力だという。実は自身も始めて２年目で全国大会へ出場したことがある。「当時は運よく行けただけで、全国大会のスコアは全然ダメでした。できれば、もう一回全国大会に出てリベンジしたい」と目標を話してくれた。
○…「グラウンド・ゴルフだけで生きてるよね」と妻から言われるほど、今ではグラウンド・ゴルフが生活の中心だ。もちろん始めて12年で多くの仲間ができたのもその一つ。趣味は読書と、妻とのハイキング。コロナ禍で近くの孫にも会えなかったが「先日、誕生日を祝ってくれた」と頬が緩んだ。「身体が動く限り１００歳をめざして、いつまでも一緒に楽しみましょう」とほほ笑んだ。
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