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厚木・愛川・清川 スポーツ

公開日:2023.06.16

角野選手 地元厚木で指導
B1シーホース三河所属

  • 指導する角野選手

  • 試合中の角野選手(チーム提供)©SeaHorses MIKAWA co.,LTD.

 厚木市出身のプロバスケ選手・角野亮伍さんが6月3日に南毛利スポーツセンターで開かれたバスケットボールアカデミーで中学生に教えた。

 未来のトップアスリート育成のために市スポーツ協会が開催。B1リーグのシーホース三河に所属する角野選手に打診したところ、快諾してくれたという。角野選手は厚木第二小の頃に名門チーム「厚木ラスティ」でバスケを始め、少年時代からNBAのビデオを見ていた事もあり、当時から目標はマイケル・ジョーダン選手だった。厚木中学校を経て静岡の藤枝明誠高校に進学、2年生の時にインターハイ準優勝を果たした。その後渡米し、サザンニューハンプシャー大学を経て、大阪エヴェッサに入り、2021年に愛知県を拠点にするシーホース三河に入団した。

 Bリーグは、現在オフ期間。昨シーズンの試合会場には「角野(すみの)シート」と呼ばれる席が用意されていた。その名の通り会場の隅にあり、普段プロバスケットボールの試合を見る機会がない子や、将来プロを目指す子を角野選手が無料で招待したという。自身の試合にも「人生の糧になる想い出になれば」という後進への思いが込められている。

 アカデミーでは、「一からメニューを考えた」という角野選手。参加者に「競い合う気持ちで臨んでほしい」と呼びかけ、国内トップレベルの世界で磨いた技を基本から丁寧に指導した。自身の目標はBリーグの頂点。地元厚木でバスケに励む小中高生には「時間を無駄にしないこと」とメッセージを寄せた。

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