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公開日:2023.09.08

あつぎオレンジサポート企業
ソノー美容室が第1号
認知症を見守り・支援

  • 左から同店の西村奈緒子さん、片倉敏枝さん、増子広美さん

 世界アルツハイマー月間となる9月。厚木市内でも認知症への理解を深める活動が行われている。市では昨年度より「あつぎオレンジサポート企業・団体認証制度」を開始し、今年7月に認証第1号が誕生した。

 「あつぎオレンジサポート企業・団体認証制度」は、認知症の人とその家族に優しく、認知症の人を地域で見守り・支える活動に参加する企業・団体として、市の認証をうけるもの。

 市内認証第1号店となったのは厚木市厚木町のソノー美容室(片倉敏枝店長)。ベル・ジュバンスという美容法の専門店として「お客様に寄り添う」を実践し、地域に愛されている。

 同店は開業から50年以上。長く通う客も多く、中には90代も。日々の営業で認知症の勉強も必要と感じ、認知症サポーター養成講座を受講したという。「今まで通り、お客様に優しく寄り添い、理解していきたい」と片倉さんは話した。

 また8月にはぎゃらりー喫茶なよたけ(中町)、特別養護老人ホームメイサムホール(愛甲)も認証を受けた。

オレンジフェスタ

 厚木市では同月間に合わせ、認知症の社会理解を深める「あつぎオレンジフェスタ2023」をアミューあつぎ(厚木市中町)で開催する。

 9月16日(土)は「若年性認知症当事者による講演会」。(14時〜/えいがかんkiki)。要申込みで本日9月8日締切。

 9月23日(土)にはあつぎ市民交流プラザで家族会などのブースとポスター展示。(講座やセミナーは募集締め切り)

 申込み問合せは市地域包括ケア推進課【電話】046・225・2047。

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