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公開日:2023.12.01
暮らしの保健室あつぎ
子ども達にブックサンタ
神奈川リハ病院に寄贈
厚木市七沢の神奈川リハビリテーション病院・小児病棟に11月28日、絵本など20冊が届けられた。これは医療や生活の悩み事の相談所として活動する「暮らしの保健室あつぎ」(同妻田東)が全国で広がる『ブックサンタ』に協力したもの。絵本はこの後ラッピングされ、子どもたちに一人一冊贈られる。
ブックサンタとは、「全国の大変な境遇に置かれた子どもたちに本を贈る」を目的に、NPO法人チャリティーサンタが全国書店と連携して2017年に始まった社会貢献プロジェクト。協力団体が寄贈場所などを調整し、子どもたちに本を届けている。
暮らしの保健室あつぎは「自宅でも病院でもない、第3の居場所」をめざし、2018年に開所。看護師や薬剤師などの医療関係者がサポートし、健康や生活の悩みを相談を受け付けている。同プロジェクトに賛同し、今年度から協力団体として登録。初めてのサンタ活動として同病院を訪れ、本を届けた。
本は保護者らがラッピングし、クリスマスに合わせて一人一冊の本がブックサンタからとして子どもたちに贈られる。「子どもたちは普段から本を読んでいます。サンタさんからの本を喜ぶ顔を見るのが楽しみ」と同病院看護部の渡邉雅英さん。暮らしの保健室あつぎの島崎菜穂子室長は「子ども一人ひとりに贈るという事で参加を決めた。『あなたのために』という特別な体験をしてほしい」と話した。
また本が数冊あり、「希望者に届けたい」とする。希望者は同所(【電話】046・409・9512)まで相談を。
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