愛川町
12人に奨励金交付
全国大会出場者らへ

佐藤照明教育長（中央）を囲む12人

　愛川町は、町民のスポーツ活動への意識高揚を図るため、全国大会や国際大会などに出場した町内在住の個人および町内に所在する団体に対し、出場経費の一部を助成する奨励金を交付している。この度、12人への交付式が９月25日に愛川町役場で開催され、奨励金交付後、出場者一人ひとりから大会への意気込みや感想が語られた。

　９月にブルガリアで行われたＷＡＦ世界アームレスリング選手権に出場した小出賢さんは「前回より大会のレベルが上がっていた。今回の経験や学んだことを持ち帰り、これからも練習に励んでいきたい」とコメントした。９月にタイで行われた世界シニアバドミントン選手権大会に出場した林隆史さんは、世界シニアを「また出場したいと思える素晴らしい大会だった」と振り返り、11月に控える全日本シニアバドミントン選手権大会に向け、｢ベスト16以上を目指す｣と意欲を示した。同じく全日本シニアバドミントン選手権大会に出場する比良由美子さんは「昨年は練習のしすぎで膝を壊した。今年は力を抜いて、ベスト16を目指し粘り強く頑張りたい」と語った。

　８月にエイジェックカップ日本少年野球選手権大会に出場した日向龍雅さん（相模ボーイズ）は、「全国のレベルを知れてうれしかった」とし、全国大会で学んだことを生かし「高校進学後は甲子園を目指したい」と抱負を述べた。

　10月11日に開幕する全日本還暦軟式野球選手権大会に出場するアツギＪＪクラブの土舘正明さんは、「昨年より良い成績を目指したい」と述べ、小島新二さんと舩山治彦さんは「甲子園に出場された選手もおり、非常にレベルが高い。しっかり練習しないとついていけない」と還暦野球のレベルの高さを語った。

　10月４日、５日に埼玉県で開かれる全日本ターゲット・バードゴルフ協会全国大会に出場する愛川町ターゲット・バードゴルフ協会の内山賢司さんは「全国大会で優勝できていないので優勝を目指したい」と話した。