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厚木・愛川・清川 経済

公開日:2025.11.21

新東名
トンネル工事難航
全線開通、1年以上遅れ

  • トンネル内の突発湧水(NEXCO中日本提供)

 新東名高速道路の全開通に向けて最後の難関区間とされている「新秦野IC〜新御殿場IC」の工事が難航し、予定されていた2027年度の全線開通が1年以上遅れる見通しが明らかになった。11月5日に中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)が現在の状況と今後の見通しを発表した。

 「新秦野IC〜新御殿場IC」区間は、秦野市、松田町、山北町、静岡県小山町、御殿場市に及ぶ25キロの工事区間。この区間では全線にわたって31本の橋梁や14本のトンネルなど道路本体工事に着手している。

 NEXCOによると、このなかで、秦野市と山北町の境界付近にある「高松トンネル(2・85キロ)」で、想定以上の広範囲で湧水が発生するなど自然的な要因で掘削が難航している。貫通まで残り約700メートルだが、今後のひと月あたりの掘削が50メートル程度で順調に進んだとしても、貫通まで少なくともあと1年以上を要するという。

 開通時期は、この高松トンネルの完成が見通せるようになった段階で改めて公表される見通し。

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