厚木・愛川・清川 教育
公開日：2025.12.05
愛和の里
児童の励ましが安心に
田代小と防災訓練
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クッションや防災頭巾で頭を守る入居者と児童ら
愛川町立田代小学校の３、４年生約50人が12月１日、隣接する特別養護老人ホーム「愛和の里」の入居者と一緒に防災訓練を行った。
「どうやって安心を守るか。子どもと高齢者が手と心で確かめ合う日」をテーマに掲げたこの訓練は、単なる避難行動に留まらず、災害時に高まりやすい「不安を和らげる関わり」を世代間で体験することが目的。
当日は、校外学習で訪れた「愛和の里」で地震が発生したという想定。地震を伝える館内アナウンスが流れると、児童らは持参した防災頭巾を身に着け、入居者と一緒に避難行動を行う傍ら、入居者が不安を感じないように「大丈夫ですよ」「僕たちも心配だけど、頑張りましょう」と声を掛けた。入居者は子どもたちの声掛けに安心した様子を見せ、「えらいねぇ」「ありがとね」と感謝の言葉を述べた。
訓練は「困ったときには、近くに助けてくれる人がいる」という相互の安心につながる心の支えを感じる貴重な機会となった。
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