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厚木・愛川・清川 文化

公開日:2025.12.05

文化財に興味津々
2日間で350人来場

  • 本禅寺で天井絵を見上げる来場者(左)本照寺の仏涅槃図の説明に耳を傾ける(右)

 厚木市の本禅寺(飯山)と本照寺(下古沢)で11月29日と30日に「あつぎの文化財一般公開」が行われ、2日間で延べ350人が来場した。

 これは市内の貴重な文化財を広く市民に公開し、文化財への愛護意識と郷土愛を育んでもらうことを目的に2005年に始まった事業。今回は「小鮎の古刹をたずねて」と銘打たれた。

 両寺にはあつぎ観光ボランティアガイド協会の会員が常駐し、来場者の質問に資料を見ながら答えていた。本禅寺で公開されたのは、上荻野出身の絵師・井上五川(いのうえごせん)が手掛けた天井絵100枚。同寺では龍や鳥、花などの天井絵をシールにしたものが配布され、来場者は自分のもらった絵を目を凝らして探し出し、見つけると歓声を上げていた。

 本照寺では下荻野の絵師・難波洞雪(なんばとうせつ)が描いた仏涅槃図と、県指定重要文化財の鰐口(わにぐち)が公開された。訪れた人は「檀家で長くお寺に通っているけど絵も鰐口も初めて見た。貴重な機会になりました」と笑顔で話していた。また写経やマインドフルネスの体験会も行われた。

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