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公開日:2026.07.24

熱中症救急搬送 7月20日までに39人 市消防「対策を徹底して」

  • 7月20日までに39人 (写真1)

 今年5月1日から7月20日までに、厚木消防署管内で39人が熱中症によって搬送されたことがわかった。昨年同時期(62人)に比べると減少しているものの、梅雨が明けて猛暑や酷暑が予想されるため、同署では熱中症に対する警戒と徹底した予防対策を呼びかけている。

 厚木消防署救急救命課によると、39人の内訳は65歳以上が23人、18〜64歳が12人、7歳〜17歳が4人。症状別では重症が1人、中等症が20人、軽症が18人。発生場所は屋内が16人、屋外が23人となっている。

 昨年6月は、日本各地で平年を上回る記録的な高温を記録。横浜市でも34・3℃を観測するなど、6月としては異例の蒸し暑さとなったため、搬送者が急増した経緯がある。今年は6月の気温が低かったが7月に入り急激に上昇。7月14日以降に23人が搬送された。

昨年は過去最多

 市内の熱中症による搬送者数は年々増加傾向にあり、2025年は167人で、過去最多となった。内訳は、65歳以上が74人、18歳〜64歳が80人、7歳〜17歳が13人で、乳幼児と新生児は0人だった。発生場所は屋外が98人、屋内が69人だった。

 同課の担当者は「以前に比べ、屋内での熱中症が増加している。湿度が高い環境やエアコンを使用していないケースが影響しているのではないか」と分析する。エアコンを使用せず熱中症になる人がいる背景として、年齢を重ねるごとに暑さを感じにくくなってしまうことがある。その上で同課の担当者は「エアコンが身体に合わないことも理解できるが、命に関わるため、出来る限り使用してほしい。さらには日頃の体調管理とこまめな水分補給も忘れずに」と呼び掛けている。

症状に注意を

 めまいや立ちくらみ、頭痛や吐き気などさまざまな症状が出る熱中症。同課では「適切な受け答えができない意識障害や、汗が止まって体温が上昇している、水分を自力で飲めないなどは危険な兆候。身体を冷やすとともに、迷わず救急車を呼んでほしい」と話している。

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