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公開日:2026.09.18
インフルエンザ 予防接種3週間前倒しに 例年より早い流行受け
インフルエンザの異例の早期流行を受け、厚木市、愛川町、清川村は、当初10月7日開始を予定していた予防接種を約3週間前倒しし、9月18日から開始する。市民や医療機関の声を受けた急遽の決断となった。
厚木保健福祉事務所(管轄:厚木市、愛川町、清川村、海老名市、座間市)の患者報告数によると、今年の流行は例年より際立って早い。流行開始の目安となる「定点当たり患者報告数1・0人」を超えた時期を見ると、2024年が9月中旬(16日〜22日)で2・58人、2025年は9月上旬(8日〜14日)で1・62人だった。しかし今年は、昨年より1カ月以上早い8月上旬(3日〜9日)の段階で1・08人を記録し、8月末(24日〜30日)には3・31人まで急増している。管内では中学校の学年閉鎖も起きており、感染の拡大が危惧される。
こうした事態を受け、厚木市、愛川町、清川村は予防接種の大幅な前倒しを決定した。厚木市健康こどもみらい部健康医療課の担当者は「ここまで早い前倒しは、把握している限り過去にない」と話す。「8月に流行の基準を超えたとの先行報道もあり、9月に入ってから市民や医療機関から『早くやってほしい』という声が増えた」と話す。接種を待つ間に、打ちたい人がワクチンを打てない状況をなるべく避けるため、市は先週から急遽、厚木医師会などと調整を開始。「前倒しにより一部でワクチンの供給が間に合わない医療機関が出る可能性もあるが、ある程度は準備できる見込みが立ち、可能な限り早い18日からの実施を決めた」と経緯を語る。なお、今年流行中のウイルスについて同課は「新型などの特別なものではなく、通常のワクチンの型。単に流行の始まりが想定より早かったようだ」としている。
今回の決定により、3市町村では高齢者向けの定期接種と子ども向けの任意接種がいずれも9月18日から受けられる。これは県内自治体でも横須賀市などと並ぶ極めて早い対応となる。各自治体は基本的な感染対策とともに、早めの予防接種を呼びかけている。
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