市内桜台の伊勢原中学校(長塚繁昭校長)で11月18日、地域の職業人から職業について学ぶ「ふれあい講演会」が1年生を対象に行われた。
この講演会は、将来の進路を考えるきっかけづくりや、話を聞くことで働くことの意義を知り、様々な職種に視野を広げることができるよう、10年以上にわたり行われているもの。授業のコーディネートに伊勢原ロータリークラブ(村上一秋会長)が協力している。
今年は弁護士や警察官、歯科医師をはじめ、スポーツクラブや音楽、デザイナー、農業など様々な分野の職業人が講師として参加。14の教室に分かれ、授業を行った。
当日、各教室で講師たちは仕事で使用する道具やVTRなどを用いて「働くこと」について解説。それぞれの仕事の内容ややりがい、そしてその仕事に就くための努力などを伝えた。生徒たちは、真剣にメモをとりながら事前に決められた2つの職業の話を聞いた。聞くことができなかった他の職業の講演内容は、今後クラスで行う報告会などで互いに発表していく予定。
伊勢原ロータリークラブの村上会長は「多様な仕事を理解し、将来の職業選択のヒントになれば。今後も継続して講演会に協力したい」と話した。
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