伊勢原市は、来年1月から市立中沢中学校で、再加熱する「デリバリー式」の中学校給食の先行導入に向け、11月12日から15日にかけて、同校で給食試食会を実施した。生徒や保護者を対象にした同試食会。14日には同校3年生約120人が給食を試食し、高山松太郎伊勢原市長も出席した。
この日のメニューは肉じゃが、小松菜のソテー、あげシュウマイ、みそ汁などで、市長も試食。教室で高山市長から感想を聞かれた生徒は「温かくて美味しい。これなら頼んでも良い」などと話した。
給食は市から委託された業者が、海老名市内の工場から保温材などを使って配送する。市教育委員会によると、学校で再加熱するデリバリー式の導入は、県内では初の試みだという。
届けられた給食は、約3千万円かけて改装した配膳室で、業務用の再加熱器で温め直す。給食は1食280円で、利用するか弁当を持参するかは選択できる。高山市長は「温かさも保てて美味しいし、量もちょうど良く、喫食率が上がるのでは」と話した。
中学校給食の導入に関して市は、各学校で調理する「自校式」と業者が調理し配達した給食を学校で温め直す「デリバリー式」を、2005年度から検討。中学校や小学校で説明会なども開催してきた。導入方法を巡っては、温かい自校式を望む声も少なくないが、給食室の整備費用や早期実現などから、17年にデリバリー式の導入を決定した。市は2021年4月から、市立中学校4校での給食導入の実現を目指している。
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