民法改正により、2022年4月1日から成年年齢が18歳に引き下げられる。伊勢原市は6月29日、22年度以降の成人式について、従来通り20歳の節目を祝う式典として、年度内に20歳になる人を対象に、名称を変更して実施することを発表した。
市は、今年の成人式で新成人対象のアンケート調査を実施。約86%が20歳での開催を希望していた。加えて国が2018年度に16歳から22歳を対象に実施したアンケート調査では約72%が「20歳で実施するのがよい」と回答したことなどを踏まえ、市は青少年の関係団体などにヒアリングを実施。18歳は受験や就職など進路決定の時期と重なることや、すべての権利が現成人同様に認められるわけではないことなどを理由に、総合的に判断し、現行の20歳のままで式典を行うことを決定した。市青少年課の担当者は「保護者の方など、成人式の準備期間を考え早めのお知らせが必要だと考えた」と話す。
新成人による実行委員会形式で毎年開催してきた伊勢原市の成人式。同課によれば、実施時期は成人の日(1月の第2月曜日)を基本とし、「成人式」の名称については今後検討。実行委員会形式は存続していく方向であるという。
来年は内容の見直しも
2021年の成人式について同課の担当者は「新型コロナウイルス感染症拡大の状況によって内容の見直しもある」とし、「9月以降に市ホームページなどでお知らせしたい」と話している。
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