地域活性化をめざす市民有志団体、NPO法人イセハライク(阪本純太郎理事長)が制作した動画がこのほど、第4回かながわ観光動画コンテストで、最優秀賞に輝いた。日本遺産の「大山詣(まい)り」を歴史的側面から紹介した1分間の動画で、「観光のPRはもちろん、地元の人たちに改めて大山の良さを知ってもらうきっかけになれば」と話している。
コンテストは、神奈川県と小田急電鉄株式会社の共催。神奈川の観光地の魅力を、より多くの人に知ってもらうため開催したもので、「小田急線で巡るかながわ旅」の募集テーマに個人や企業、団体などから90作品の応募があった。
イセハライクは、タイトル『信仰の山、大山』で1分間の動画を制作。縄文時代からはじまる大山の歴史に触れ、江戸時代には大山詣りとして庶民の信仰を集め、行楽の地となったことを紹介。大山寺やこま参道、大山阿夫利神社下社からの眺望などをテンポ良くまとめた。
動画を撮影、編集したのは同団体のメンバーの一人、ヤス君(30歳代男性・仮名)。大山の紹介動画を作りたいと、1年以上かけて撮影してきた素材を活用し、コンテストのためにまとめた。
同団体では、商業の発展を願い、地元商店のPR動画を無償で制作するなどの活動も行ってきた。阪本理事長は「これまで活動してきた中で培ったスキルが評価され、素直にうれしい」とし、「受賞を契機に活動の幅を広げていきたい」と語った。
最優秀賞を受賞した動画は、同コンテストのホームページか、次の二次元コードから視聴することができる。
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