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公開日:2025.10.10

伊勢原ボウル松田寿夏選手
最年少で初優勝果たす
山梨レディースアマ部門

  • 有言実行を果たした松田選手

 伊勢原ボウリングセンターの教室に通う松田寿夏さん(海老名市立今泉中学校2年)が、9月27日、28日に山梨県内で開催された2025山梨レディースプロボウリングトーナメント兼男女アマチュア選手権に出場。女子アマチュア部門で最年少優勝を果たした。松田選手は8月の全中選手権でも優勝。世代日本一に輝いている。

 女子アマチュア部門には昨年同大会の優勝や国体選手など30人がエントリー。予選は前後半3ゲームずつの6ゲームで争われ、松田選手は1ゲーム目、「緊張で力が入りすぎた。自分のボウリングが出来なかった」と大きく出遅れる。しかしかえって冷静さを取り戻し予選を1位で通過、準決勝にコマを進めた。

 準決勝には12人が進出。予選とは別会場になり、レーンへの対応など一からの立て直しになり、他の選手同様松田選手も苦戦、前半終えて6位に。「決勝に進む4人まで、点差が少なかったので諦めなかった」と松田選手。レーンに悩みながら投げ方を変えるなど、普段のスタイルとは違う方法で臨んだことが功を奏し、2位で決勝に進んだ。

「コーチとの練習で、いろいろな状況に応じたプレーを出来るようにしてきた。全中優勝などの経験で、いろいろな引き出しが出せるようになった。成長を実感できた」と自己分析する。

 決勝は4人のトーナメント戦。初戦を勝ち上がり、迎えた優勝決定戦。対戦相手は昨年同大会で優勝した選手。「本当に強い選手なので、勝てるとは思わなかった。自分らしく挑もうとだけ思った」。相手の練習を見てレーンのクセを判断。ここでは普段ほとんど使っていない新しいボールを選択。ボールの速度を抑え、ピンが割れないよう、試合展開を読んで試合に臨んだ結果、38本差をつけ、最年少優勝を果たした。「『優勝する』と皆に宣言していたので有言実行できて良かった」と喜びを語った。

 小学校5年の頃からプロをめざす松田選手。大会の前には必ず先祖の墓参りに出向くという。

 松田選手は昨年に続き、U―15ジュニアジャパンにも選抜されている。

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