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おかげさまで地域とともに JAあつぎ55周年・厚農商事(株)45周年 「いつまでも、これからも、愛されるJAに」 大貫盛雄代表理事組合長に新春インタビュー
組合理念「夢ある未来へ 人とともに、街とともに、大地とともに…」のもと、農業を軸とした総合事業の発展によって、地域とともに発展してきた厚木市農業協同組合(JAあつぎ)。新春インタビューとして、大貫盛雄代表理事組合長に話をうかがった。
JAあつぎは、厚木市内7農協(依知・荻野・睦合・小鮎・玉川・南毛利・相川)が合併し、1963年(昭和38)7月15日に誕生した。その後の69年(昭和44)には、行政区域を越えて清川村農協とも合併し、昭和から平成への時代の流れの中、JAあつぎは着実に成長を続けてきた。
そして、JAあつぎは設立55周年、子会社で不動産事業を手がける厚農商事(株)は設立45周年を迎えた。
昨年5月の通常総代会、理事会を経て再任され、2期目に入った大貫組合長。政府が進める農協改革をはじめ、農業人口の減少や高齢化、担い手不足、耕作放棄地の増加、相次ぐ自然災害など、農業・JAを取り巻く環境は大変厳しいが、生産組合や女性部、青壮年部とスクラムを組み、組合員や地域社会から「なくてはならないJAあつぎ」であるための取組みを展開する。「これからも引き続き、組合員に、地域に喜ばれる事業を進めてまいります」
また、昨年11月には、地元厚木にキャンパスを置く東京農業大学と包括連携協定を締結。この協定を礎に、都市農業の発展に向け、地域資源を生かした産業振興や地域活性化に資する人材育成、地域づくりなど、互いの強みを活かし、さらなる強固なつながりを築いていくという。
生産者と消費者の架け橋「夢未市」
大貫組合長が目指すのは、産地づくりとともに、依知地区のヤマトイモや荻野地区のコンニャクイモなどの産地復活。地域にあった特産品を栽培し、販売に力を入れたい考えだ。
JAあつぎにとって、平成で最も大きな出来事は、2009年(平成21)12月にオープンした「ファーマーズマーケット夢未市」。昨年9周年を迎えた同店は、地域の消費者の食卓へ新鮮で安全・安心な地場農畜産物を提供することはもちろん、農家の所得向上、出荷者の生きがいづくり、地域農業の振興にも寄与している。
また、「食」と「農」にかかわる情報を夢未市から積極的に発信することで、生産者と消費者の結びつきを強めている。
さらに、かつて管内を走った「のんちゃん号」は、地域・社会貢献活動の一環で移動販売車「ゆめみちゃん号」として、17年(平成29)11月に復活した。主に高齢者世帯の買い物を支え、利用者から好評を博している。
「2019年も引き続き、組合員や地域の皆さまの期待に応えるため、支所店を中心とした魅力ある事業活動の展開と質の高いサービスの提供、総合事業の機能発揮と連携強化で、組合員・地域から必要とされるJAあつぎを目指してまいります」
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春のおでかけガイド3月9日 |
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