"動く"ためにTシャツ販売 被災地支援の活動費に
東日本大震災の被災地支援を行っているボランティアチーム「MOEA 心 YOKOSUKA」が、活動資金捻出を目的としたチャリティーTシャツの販売を行っている。制作費を除いた全額を支援活動に充てるという。
被災地支援を旗印に立ち上がったチームは、市内在住の小瀬村明さん(40歳)、富所練太郎さん(32歳)、八田井貴博さん(33歳)の3人が代表。賛同者は100人単位で集まっている。
3月20日、かき集めた物資を山積みにしたトラックを駆って宮城県仙台市に入ったのを皮切りに、これまでにのべ8回、被災地で炊き出しなどの支援を行っている。活動の透明化と現地のリアルな状況を伝える目的で、専用ホームページ(「MOEA 心 YOKOSUKA」検索)を立ち上げ記録映像を公開している。
今回のTシャツ販売は、被災地の長期の支援活動を念頭に置いたもの。「3ヶ月が経って、人々の関心が薄れている」と八田井さんが話すように、募金や支援物資は集まりづらくなっているのが実情。「現地を見てきた者として、まだまだ支援活動を打ち切ることはできない」と力を込める。
Tシャツには「自他共栄」の文字がデザインされている。復興までの遠く長い道のりを周囲の人たちに訴えながら、協力を得ることで、支援活動の継続化をめざす考えだ。1枚3500円でステッカーとセット。先のホームページから購入できる。問合わせは【携帯電話】080・3314・5333まで。
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