神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀版 公開:2012年1月13日 エリアトップへ

全国高校女子駅伝で6位に入賞した白鵬女子高校でキャプテンを務める 秋山 桃子さん 湘南鷹取在住 17歳

公開:2012年1月13日

  • LINE
  • hatena

エースは成長の途上

 ○…京都・都大路を舞台にした全国高校女子駅伝。各校のエースが凌ぎを削る”花の1区”で粘りの快走を見せた。トップとは1秒差の4位で次走者へタスキをつないだ。レース前に監督から受けた指令は「トップの背中が見える位置で帰って来い」。期待を上回る結果でレースの流れを作り、県勢初となる6位入賞の原動力となった。

 ○…長距離は走った後の達成感が魅力だと思っていた。ところが今回、トップ集団と競り合う中で「苦しさの中に楽しさを感じる初めての感覚を味わった」という。ライバルの息づかいが聞こえてくるような至近距離での接戦。「相手もきついはず。絶対に負けたくない」。ラスト200mで足が動かなくなったが、自分を待つチームメイトの姿が見えた瞬間、身体の奥底から力が涌いてきた。「これがタスキの力なんだ」

 ○…本格的に陸上に取り組んだのは高校に入学してから。卓越した走力を持ちながら鷹取中時代は指導者もなく、父親と「陸上っぽい」練習を行うだけで全国に挑んでいた。県の代表メンバーに選ばれて参加した練習会では、「ウォーミングアップは本番前に疲れちゃうからやらない」と発言し、コーチ陣をあきれさせたという冗談のようなエピソードもある素人だった。それが2年間の陸上漬けの生活で、意識も技術も飛躍的な進化を遂げた。

 ○…カラオケやファッションなど刹那的なものに興味は向かない。「本気でやらないと何も得られないし、努力を積んだ先の達成感や満足感を選びたい」と、それはもうアスリートのコメント。1日24時間走ることばかりを考えているという。学校から帰宅後、練習日誌を書くために机に向かう。過去のページを捲ると今の自分の成長を実感できる。「練習の蓄積がない分、まだまだ力を伸ばせる。そんな気がしています」
 

横須賀版の人物風土記最新6

佐久間 大輔さん

大阪市立自然史博物館の学芸員を務める

佐久間 大輔さん

三春町出身 56歳

3月29日

新谷 健(たけし)さん

娯楽劇を演じる市民劇団「浜の隠居の会ぷらす」の代表を務める

新谷 健(たけし)さん

鴨居在住 68歳

3月22日

山田 裕子さん

鉄道ファンコミュニティ「よこすか子鉄くらぶ」を主宰する

山田 裕子さん

野比在住 49歳

3月15日

岩間 道夫さん

横須賀災害ボランティアネットワークの会の代表を務める

岩間 道夫さん

鴨居在住 74歳

3月8日

麦島 康友さん

空き家を再生して民泊施設をつくりだすプロジェクトを立ち上げた

麦島 康友さん

浦賀在住 43歳

3月1日

杉村 大豪(たいご)さん

市町村の代表選手で競われる「かながわ駅伝」で2区区間賞を獲得した

杉村 大豪(たいご)さん

林在住 15歳

2月23日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook