新港の産直市 好調な船出 初日は地元客で大賑わい
地場産の新鮮食材を豊富に揃える産直市場「Yokosuka Port Market」(よこすかポートマーケット)が13日、新港埠頭交流拠点(横須賀市新港町6)にオープンした。初日は午前10時の開店に合わせて大勢の買い物客が押し寄せ、店舗前には長蛇の列ができた。
開設されたのは国の出先機関や横須賀警察署、救急医療センターなどが順次、移転集約されるエリアの一角。店舗は民間会社が所有していた冷蔵倉庫を市が購入して再利用。地元建設会社の堀建設が店舗工事を手掛けた。
テナントとして地元企業12社が出店している。横須賀の海で獲れた新鮮な魚や加工品、三浦半島の野菜などを揃えて産地価格で販売。レストランや軽食コーナーもあり、市民の台所としての役割を果たすほか、観光客や米海軍基地の住民らの利用も取り込んで消費拡大をめざす。
土産物店(スーベニアショップ)や周辺の観光スポットなどを案内する窓口カウンターも設置。市では中央エリア全体の活性化に貢献していく考えだ。
市農林水産課などによると、商圏は三浦半島一帯と横浜市南部としており、初年度の来場者数は約80万人、売上げは11億円を目標にしている。
循環バス運行今日15日から
ポートマーケットと横須賀中央エリアを結ぶ循環バス(京急バス)の新路線が今日15日(金)から運行を開始する。
横須賀中央駅、大滝町、神奈川歯科大学附属病院、三笠公園、ポートマーケット前の全5カ所をめぐる定期便で、集客拠点と中央商店街の行き来を活発化させる。
運賃は大人170円、小人90円の定額制で1日22便運行。時間は午前9時45分から午後5時までおよそ15分間隔(平日・土曜休日もダイヤ変わらず)。
全面ブルーの車体には、市のイメージキャラクター、スカリンのほか自衛隊艦船、猿島などが親しみやすいタッチで描かれている。
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