野比海岸近くにある白髭神社の夏季祭礼が23・24日の両日で行われ、志も町内会では海岸前の駐車場に設置された台座に縦18m、横1・5mの特大のぼり旗を掲げた。ヒノキの丸太でつくられた旗竿自体の高さは25mあった。
白地の布に「奉納白髭大明神」と染め抜かれたのぼり旗は、明治初期に製作されたもの、と伝えられている。保存状態は極めて良好。「地域住民が補修を重ねながら大切に受け継いできた」と同町内の永塚保義会長は誇らしげに話す。多くの人手を要することなどを理由にしばらく掲出を中断していたが、一昨年に復活を遂げている。今回は重機を持ち込み、大人20人が力を合わせて引き上げた。
海岸に吹く風をはらんでたなびく姿が見られたのは2日間の祭礼中のみ。今後も地域の伝承行事として2年に一度の頻度で掲出を行っていくという。
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