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氷彫刻をはじめ造形作家として活躍する 稲崎 高史さん 西逸見町在住 58歳

掲載号:2018年2月9日号

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氷に魅せられて35年

 ○…チェーンソーとノミを使って全長1mほどの氷の柱に命を吹き込んでいく。雪と氷の祭典「さっぽろ雪まつり」では、赤城乳業の氷菓「ガリガリ君」の氷彫刻を製作。冬は氷彫刻家としての仕事が多いが、普段はホテルや結婚式場で石膏や粘土など造形全般を受け持っている。

 ○…「幼いころから図工と体育だけは成績が良かった」。ものづくりに打ち込みたいと故郷群馬県を離れ東京のデザインの専門学校へ進学。当時日本で唯一の氷彫刻会社の募集を求人雑誌で見つけ、ものは試しと面接へ。そこで、氷彫刻のパイオニアである故窪寺秀男氏と出会った。作品を見せてもらい話しているうちに「なんか面白そう。直感で入社を決めた」。面接の3日後から働き始めた。

 ○…22歳で入った職人の世界。作品はどれも華やかで美しいものばかりだが「作り手はかなりきついですよ」。マイナス5度の工房で一つ135kgもの氷の柱を削っては動かしていく作業は、繊細さだけでなく肉体的負担も大きい。「数日と持たずにやめていった人間を何人みたか」―。それでも続けるは「氷の美しさに魅せられてしまったから」。完成した3時間後には溶けてなくなってしまう、そんな儚さも魅力の一つだ。43歳で「仕事の幅を広げるために」と逗子のガラス工房で修行を始めた。「自分の可能性を広げるための努力は惜しまない」。彫刻を始めて35年、依頼人の希望に沿った造形を作り上げてきたが「死ぬ前に自分の好きなものを作ってみたい」と「造る」から「創る」ことへの興味を見せた。

 ○…汐入町のヨコスカ調理製菓専門学校が催す「敷島祭」で、毎年氷の彫刻を披露している。干支を題材として、紀州犬をモチーフにした。「日本犬〜前へ〜」と名付けた今作は、卒業生に「前を向いて歩いていってほしい」という思いを込めた。「私から、若者へのメッセージです」と照れ笑いを見せた。

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