横須賀版 掲載号:2018年5月11日号
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ヨコスカフレンドシップダンスフェスティバルの実行委員長を務める 七海 邦江さん 野比在住 62歳

ダンスで紡ぐ交流の輪

 ○…横須賀をダンスで盛り上げたい―と企画したのがはじまりだった。昨年は900人を超えるほどの盛況ぶり。自身は社交ダンスの講師だが、当日はハワイアン・フラからジャズ、日本舞踊まで、ありとあらゆるジャンルが楽しめる。外国人と高校生以下の参加を無料にし、体験ワークショップも用意したのは、世代間や国際交流の場になってほしいという強い思いからだ。

 ○…社交ダンス教室を営む親の背中を見て育った。初めて踊ったのは3歳の頃。「くるくると回る私を見て大人たちが喜んでいたのを今でも覚えている」。10歳の時、米国人の友人に連れられ、ベース内のライブへ。来日したベンチャーズの生演奏とともに踊ったその日から「あの興奮は忘れられない。社交ダンスがやめられなくなった」

 ○…日の出町でスクールを開業したのが23年前。「憧れでありライバルでもある」と親の教室を継ぐのではなく、あえて一人で始めた。全国でも珍しい、女性が男性役となるレッスンをスタートさせたのは「変に負けず嫌いで。親とは違うことをしたかったから」。そんな自分の姿を見て育った2人の我が子もまた、社交ダンスの講師として活躍する。「88歳で未だ現役の父と私、そして子どもたち。親子3代でライバル関係なの」と3人で踊る写真を眺めながらほほ笑みを浮かべる。

 ○…教室の生徒らと企画したダンスフェスティバルは今年で4回目。イベントを開催し続ける先には大きな夢がある。それは第7艦隊の音楽隊の生演奏とともに踊ること。実現に向けまだまだ壁はあるが「基地のまち横須賀ならではの特別な会にしたくて」と期待に胸を膨らませる。そしていつか、ダンスが横須賀の代名詞になることを願いながら踊り続ける。

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