横須賀市などは、市内のトンネルを紹介する「トンネルカード」を来月6日から発行し、市内10カ所の飲食店と連動して魅力を発信していく。1月に続く第2弾。トンネルを新たな観光資源として活用し、市内外からの集客を図る。
山が多い地形などを背景に市内には百カ所以上のトンネルが点在する。今年1月発行の第1弾が多い所で1千枚を配布するほど好評だったことを受け、第2弾を企画した。
カードは各隧道に近い飲食店でトンネルをモチーフにしたグルメを注文すると手に入る。第2弾のテーマは麺料理。アーチ状のカボチャ天が添えられたそばやトンネル型に盛り付けられたパスタなど、各店が工夫を凝らす。汐入町にある「横須賀タンメン 青龍」では、チャーシューを切ってトッピングしたオリジナルタンメンを提供。道路をメンマで、山部分の緑はわかめで表現した。
カードは、高さが6m近くもある縦長の形が特徴の「筒井隧道」(追浜東町〜浦郷町)や、トンネルを挟んで街並みががらりと変わる「若松隧道」(汐入町〜若松町)など計10種類。配布は10月6日(土)から2月末まで。第1弾は10月7日(日)で終了。
愛好家ら招きシンポ
10月7日には、カードを監修した隧道愛好家の平沼義之氏らを招いたシンポジウムが、ヴェルクよこすか(日の出町1の5)で開かれる。全国のおすすめのトンネルや楽しみ方などをテーマに、隧道に詳しいライターやお笑い芸人も登壇し魅力を語り合う。
入場無料で定員170人、事前申込み制。9月24日(月)までに電話で。市コールセンター【電話】046・822・2500
海上要塞もグルメに横須賀海堡丼
人気と話題を集めている東京湾要塞の「第二海堡」上陸モニターツアーのタイアップ企画として、市内飲食店4店(セントラルホテル/地魚料理なぶら/磯料理・旅館やまに/かねよ食堂)が「横須賀海堡丼」の提供を始めた。東京湾で獲れる地魚をふんだんに用いて、各店の料理人が第二海堡をイメージした創作丼を手掛けた。市内外から訪れる観光客を目と舌で楽しませる。
「海堡丼」は、対岸の千葉県富津市で8年前から展開されているご当地グルメ。ネーミングを共有化し、浸透を図っていく。横須賀市と富津市は、第二海堡を経由する観光コースの開発も検討する。
火を噴くつぼ焼き
提供店の1つである走水の「旅館やまに」では、旬の地魚丼と火を噴く大砲を想起させる走水産サザエのつぼ焼きをセットにして提供。第二海堡の解説が書かれた紙製ランチョンマットも作製した。料金は2000円で数量限定。
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