横須賀市議会の最大会派「よこすか未来会議」は今月2日、任期4年間で取り組む政策課題をまとめたマニフェスト(公約集)を発表した。同日に説明会を開き、意見交換も行った。関心を寄せる市民約70人が集まった。
13人の所属議員が意見をぶつけ合い、議会改革、教育、まちづくり、地域経済などを掲げた15の項目で会派としての考え方や方向性を示した。実現に向けた具体的な行動は政策提言として別紙にまとめ、合わせて公表した。
議会改革では、先例市を参考に「ママさん議会」や「地域課題懇談会」を提案。市民の声を政策に反映させる新しい仕組みの構築を議論の俎上に載せるとした。教育面では、全中学校区に総合型地域スポーツクラブの設立を支援し、部活動と一体運営するアイデアを打ち出している。
当日の参加者と議員がテーブルを囲んだ意見交換では、議員活動を「見える化」する試みを評価する声が上がった一方、「空き家対策は民家だけでなく自衛隊官舎なども早期の手立てが必要」「議員定数に対する考えや削減に努める姿勢が盛り込まれていない」と厳しく詰め寄る人もいた。
マニフェストは会派のホームページ(【URL】www.yokosukamiraikaigi.org)で公開。進捗については、年に2回開く公聴会で報告するという。
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