2020年に開設300周年の歴史的な節目となる「浦賀奉行所」を地域活性につなげようと、地元有志らが「浦賀〇おもてなしウィーク」と題したイベントを実施する。1月25日(土)から2月2日(日)までの9日間、展示や講演、浦賀の歴史遺産を探し歩くフォトラリーなど、周年イヤーの突入を祝う種々の企画を用意。市内外の人たちを浦賀に呼び込む。
浦賀奉行所は1720年に西浦賀の川間に設置され、江戸に出入りする船の取り締まりや異国船の侵入を防ぐ海防拠点として重要な役割を担った。跡地は現在更地となっており、堀の石垣を残すのみ。後世に伝える難しさを抱えているが、「郷土の歴史を楽しく学んでもらえたら」と同イベント実行委員会メンバーの安齊孝夫さん。
フォトラリーは、浦賀の隠れた名所をカメラ片手に探し回る宝さがしゲーム。期間中の土曜・日曜日に実施する。
2日の「奉行所まつり」では、地元小学校5校が参加するステージアトラクションや「小学生手押し相撲大会 浦賀場所」などがある。
このほか、今回で2回目となる中島三郎助の生誕祭を1月25日に開催。浦賀行政センターでテアトルエコー所属の劇団員が中島の生涯を描いた一人語りを披露する。時間は午前11時から。
安齊さんは「浦賀奉行所300周年の機運を高めるお手伝いができれば」と話している。
|
<PR>
横須賀版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|