人工透析医療を専門とする「北久里浜たくちクリニック」(基金拠出型医療法人 眞仁会)が8月3日(月)、根岸町に移転開設される。夫婦橋近くにあった久里浜クリニックは、久里浜サポートセンターに名称を変え、スタッフの教育施設として機能させるほか、災害発生時などに対応する。
新クリニックは3階建て。ベッド数は154床と透析施設として県内最大。近年、透析患者の高齢化が進み、介護を要する人が増加傾向にある中で治療が集中する日中の需要に応える。旧久里浜クリニックが県道16号線沿いにあり、患者の搬送などで交通渋滞を招いていた事情もあったことで移転に踏み切った。
2011年の東日本大震災の計画停電を教訓に、屋上に長時間型の非常用発電機を設置。敷地は浸水対策として周辺道路より30cm高く設定し、防潮板も整備した。
眞仁会は1974年に小川町で横須賀クリニックを開院。三浦半島で4つの透析施設と介護老人保健施設1つを運営している。エリア内の透析患者数は1400人前後とされており、その内の8割を受け入れている。
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