東京2020オリンピック聖火リレーの神奈川県実行委員会は先月31日、詳細ルートとランナーを発表した。
県内の実施日は6月28日(月)から30日(水)で3日間の総走行距離は53Km。県実行委員会に選ばれた66人とリレーパートナー等が選定したランナー計290人が走行する。リレー方法にも趣向を凝らしており、伊勢原市の大山 阿夫利神社付近ではケーブルカーを使用。横浜市庁舎付近ではメガサップ(スタンドアップ・パドル・ボード)で大岡川を渡りながらリレーする。
横須賀市内を走るのは同月29日(火)。三浦市の三崎フィッシャリーナ・ウォーフ(うらり)での出発式からスタートし、市内ではNTT横須賀研究開発センタ正面の周回コースとうみかぜ公園〜横須賀芸術劇場付近の2カ所を聖火でつなぐ。
市にゆかりのあるランナーとして県実行委員会に選出された池井将さん(28)は学童保育所の指導員として勤務。「子どもたちには、走る自分の背中を見て欲しい。五輪や聖火を身近に感じて、視野や価値観を広げる機会になれば」と話す。もう一人のランナー、ライフル射撃で全国制覇の経験があるギャンビル ウィリアム海音さん(14/横須賀学院中)は「この1年で五輪で自分の競技を広めたいという思いから、みんなで団結してコロナを乗り切り楽しみたいという気持ちに変化した。五輪に関われる意味の大きさを胸に、まずは転ばず役目を果たすことに専念したい」と意気込んでいる。
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