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横須賀・三浦 文化

公開日:2021.07.23

天神島
夏空に映えるハマユウ
見ごろは今月末ごろまで

  • 夏の訪れを報せるハマユウ(今月16日撮影)

 佐島にある天神島臨海自然教育園で夏の風物詩、ハマユウが今年も咲き誇っている。

 暖地性の海浜地植物の一種でヒガンバナ科に属し、正式名はハマオモト。太い茎の上に華やかな香りを放つ大きな白い花を咲かせる。三浦半島内では天神島が唯一の自生地。1953年からは神奈川県の天然記念物として保護されている。

 園内でも日当たりの良い北口から続く歩道沿いを中心におよそ300株が群生。青々とした肉厚の葉や白い花と海、夏空とのコントラストを楽しめる。

 園内を管理する天神島ビジターセンターによると気温上昇の影響からか開花が年々早まってるという。今年は例年よりも20日ほど早く、すでに見ごろを迎えている。今月いっぱいまでの予想。

 開園は午前9時から午後5時(9月まで)、月曜(祝日の場合は翌日)休園。隣のビジターセンター前に駐車場あり。

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