令和3年度優良PTA文部科学大臣表彰を受けた鴨居中学校PTAで会長を務める 相澤 勉さん 東浦賀在住 38歳
PTAを楽しいものに
○…「なんだか大変」「仕事で避ける時間がない」「人間関係が複雑そう」…。そんなネガティブなイメージが先行するPTA活動を役員と一緒に参加しやすく、楽しいものに変えてきた。勤め人でも出席しやすいよう、会議は夜の時間帯にスライド。役員や委員に仕事が集中することを避けるためにサポート業務をメニュー化し、「この指とまれ方式」でボランティアを募って地域力の結集を図る。スポーツなどの交流イベントを通じて教職員や住民との意思相通もスムーズに。PTAの理想の姿として高い評価を得た。
○…会長に就任して5期目。加入率100%が自慢だ。保護者の理解を得るための工夫と努力を怠らない。誰もが負担を感じることなく、嫌な思いをしない仕組みづくりを進めてきた成果といえる。気まずく重い空気が張り詰める新年度の役員決めでは、前任メンバーの面白動画を流して先制攻撃。楽しさや敷居の低さをアピールして勧誘を試みる。柔軟な発想と行動力で組織を盛り上げてきた。
○…4人の兄弟を育てる父親。31歳の頃、小学生だった長男のPTA活動に誘われたのを振り出しに、切れ目なく学校に携わってきた。モチベーションは「子どもの成長を間近に見られること」。目を掛けられる時間は一瞬で過ぎ去っていくことを知っている。「だから一番近い場所でサポートしていたい」。その温かいまなざしは地域の子どもたちにも向けられている。
○…子どもには「学校の顔」と「家の顔」がある。そんな違いを発見できるもの学校に足繁く通っているから。行事や部活動など共通の話題が豊富なため、親子の会話は尽きない。「PTA活動が子どもとの距離を縮めてくれる」
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