横須賀青年会議所第70代理事長に就任した 中本 剛央さん 深田台在勤 39歳
人との出会いは全て奇跡
○…地元と繋がりを持つ40歳以下で構成され、絆づくりや学びの場を提供して街づくりを行っている「青年会議所」(以下JC)。全国各地で組織される団体の中で、横須賀青年会議所は創立70年と、全国で30番目に長い歴史を有する。その節目となる今年は周年記念事業を催すなど動きのある年。大役を担う身ながらも「リーダーシップを発揮するというよりは、周りと助け合って一緒に学びながら楽しみたい」と肩の力を抜く。
○…入会は10年前、一般企業でサラリーマンを経験した後に家業の建設業へ身を転じた。「仕事や私生活、目標や課題など、社会で同じ境遇にある方との繋がりを持ちたいと考え始めた時期だった。入会で人脈が増えたばかりでなく、横須賀が持つ魅力を改めて理解する機会にも恵まれた」と話す。入会直後は「行ける時に行けばいい」くらいの気持ちだったのが、徐々に「行かないことは損」と思えるまでに惹かれていたという。
○…「大らか」「優しい」。就任前から人望の厚さが、メンバー間の会話から伝わってくる。そんな人柄が「一緒に学びながら」という言葉からも窺い知れる。だがリーダーとしての責務も忘れてはいない。「まずはメンバーがJCの良さを知り、理解する場を作っていきたい」。入会10年目と古参メンバーの一人。JCの良さを今度は後輩へ伝える番だ。
○…JCで得た一番の財産を「人との出会い」と即答。「人と話すことで自分の中になかったものがプラスされ、無限に可能性を拡げられる。そんな1人の人と出会える確率は宝くじを当てることよりも低いと聞いたことがある。そう考えるとどんな出会いも奇跡」。新たなリーダーの胸中は早くも希望に満ち溢れているようだ。
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