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横須賀・三浦 トップニュース経済

公開日:2022.10.07

MEGURUプロジェクト
浦賀の魅力 再発見と創出
ドック底部で音楽ライブ

  • 9月30日に横須賀市役所で開かれた記者会見

 ペリー来航の地として知られ、明治以降は造船のまちとして栄えた浦賀の魅力を発信する観光施策「MEGURU project 2022」の今秋開催が9月30日、発表された。昨年は横須賀市の観光事業として行われたが、今回は市と16の企業団体が実行委員会を組織して実施する。期間は11月12日(土)から12月11日(日)まで。浦賀ドックの底部にステージを設けるなどエンタメコンテンツを充実させる。





 同プロジェクトは、明治に建造された浦賀レンガドックと東京湾要塞を構成した千代ケ崎砲台跡の公開を柱にした観光事業。産業遺産の活用と鉄道や船を絡めた周遊企画が評価を集め、先ごろ全国産業観光推進協議会ほかが主催する「産業観光まちづくり大賞」で観光庁長官賞を受賞した。





 今年は昨年の取り組みに加えて、メイン会場となる浦賀ドックで行うイベントを強化する。明治初期に横須賀造船所で熱気球が浮揚したエピソードと紐づけ、レンガドックを上空から眺める熱気球体験やドックの底部でアーティストのライブや映画上映を行う。人気クイズ集団が作成する謎解き街歩き、ご当地クルーズサミットなどの企画も用意。土日のみの開催となるが、期間中で3万人の集客をめざす。





 地域の活性化に期待を寄せる浦賀観光協会の岡昌憲会長は「浦賀は経済的な力が衰え、次のまちづくりの視点が定まっていない。今回の取り組みを契機に観光分野で地域の再興や人づくりをしていきたい」と話した。

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