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横須賀・三浦 社会

公開日:2023.03.17

サイバー攻撃
「中小企業も対策を」
横須賀商議所が啓発

 パソコンやサーバーなどのネットワークに侵入し、システム破壊や情報搾取をするサイバー攻撃の被害が拡大していることを受け、横須賀商工会議所は会員企業の現状把握などを目的としたアンケートを実施した。

 209件の企業が回答し、17%が「被害経験あり」とする調査結果をまとめた。同商議所では、比較的高い数値としており、攻撃を受けていてもそれを認識していないことが考えられるため調査結果以上の被害があると推測している。

 近年、セキュリティ対策が脆弱な中小企業が狙われており、大手企業を攻撃するための入口となっているケースが散見されるという。一方で、対策の必要性を認識しつつも「防ぎ方がわからない」「対応できる人材がいない」とする企業も多数あった。

 同商議所では、社内規定の策定と全社員の意識啓発、効果的なセキュリティツールの導入を呼びかけている。次年度には「YOKOSUKA情報セキュリティ・プロジェクト(仮称)」を立ち上げて、サイバー攻撃に対する防備を地域全体で推進していく方針も打ち出している。

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