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横須賀・三浦 トップニュース経済

公開日:2023.04.14

ソレイユの丘
エンタメ全開で今日再開
キャンプに注力、宿泊観光強化

  • 「SOLEIL」のロゴマークも一新された

 横須賀西部地区の一大集客拠点である「長井海の手公園 ソレイユの丘」(長井4)が4月14日(金)、リニューアルオープンする。花と緑を活かした施設管理を全国で展開する(株)日比谷花壇を代表企業とするエリアマネジメント横須賀共同事業体が新事業者として運営を手掛ける。花畑の拡張や豪華なキャンプが楽しめるグランピングコテージを新設するなどして新たな客層も取り込み、年間70万人だった来園者数を100万人に伸ばす。

 同公園は昨年10月に一旦閉園し、リニューアル整備を行っていた。敷地面積は拡張分を含めて28・1ha、東京ドーム約6個分の広さとなる。

 新事業者が掲げるコンセプトは「365日誰もが遊び愉しみ尽くせるエンターテイメントパーク」。大型遊具や温浴施設、観覧車などの既存施設に加えて、巨大アスレチックなどを新設した。昨今のキャンプ人気の高まりを受けて、アウトドア宿泊エリアを拡充。リニューアル前から予約が殺到していたオートキャンプサイトをこれまでの10から20に増やした。富裕層にアプローチする海を眺める絶景のグランピングコテージも5棟新設。デザイン性の高いトレーラーハウスも海側と森側に増設し、多様な宿泊スタイルを用意することで滞在時間の延長を図り、域内の消費拡大につなげる。

 日比谷花壇の得意領域である花畑は、5haから2倍の広さの10 haとなり、撮影が楽しめるアーティスティックなフォトスポットを設置。課題だった雨天時の対策は、AR・VR体験やモルック、ダーツなどが楽しめるインドアルームを開設することで来園者の満足度向上につなげる。

 飲食店は、全テナントが異なる事業者が運営する。バラエティーに富んだ構成で園内グルメの食べ歩きを楽しんでもらう。地場産の食材を使った本格イタリアンレストランも出店している。

 このほか、約6700平方メートルの広さのグリーンステージでは、フェスや大型イベントを誘致する。

スリルと眺望、新アトラクション

 高さ15mある大型アスレチックも新設された=左写真。展望デッキも兼ねており、スリル満点の36のアトラクションが楽しめる。頂上から飛び立ち全長300mの距離を滑り降りるジップラインは目玉のひとつだ。※有料で利用は10歳以上

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