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横須賀・三浦 社会

公開日:2024.11.29

演じることが元気の源
未病サミットに横田さん

  • 古谷田大和市長と即興劇を行う横田さん(写真上・左)「よっしゃ‼」の稽古場を中継でつないだ(写真下)

 健康と病気の間を意味する「未病」について専門家らが議論する国際シンポジウム「ME―BYOサミット神奈川2024」が11月7日・8日の2日間、箱根町で開催され、横須賀を拠点に活動するシニア劇団「よっしゃ‼」を率いる劇作家の横田和弘さんが登壇した。

 「未病とエンタメの可能性」について議論するセッションにおけるスピーカーの一人として登場した横田さんは、シニア劇団について「みんなのポジティブな表情と笑顔を見てください」と話し、稽古風景などをまとめた映像を流した。

 「まだ伸びしろしかありません。(劇団員のメンバーが)歳をとるごとに元気になっている不思議な現象を目にしています」と話す横田さん。シニア劇団の稽古場を中継でつなぎ、劇団員による歌と踊りも披露された。

 最高齢の劇団員である小林悦子さん(91)は、この日の進行役を務めた黒岩祐治知事から今後の目標を聞かれ「新しいことに常に挑戦し続けたい。次は妖精の役をやりたい」と話すと、会場は大きな拍手で包まれた。

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