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横須賀・三浦版 公開:2025年1月10日 エリアトップへ

アーティスト村 谷戸の草花生かす作品を 美術作家の鈴木晴絵さん入居

社会

公開:2025年1月10日

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HIRAKUのアトリエで作品を手にする鈴木さん
HIRAKUのアトリエで作品を手にする鈴木さん

 多様な芸術家が集い、創作活動を通じて地域活性化を図る横須賀市田浦泉町の「HIRAKU(アーティスト村)」に横浜市港北区出身の美術作家、鈴木晴絵さん(26)が1月中を目途に入居することが決まった。昨年12月13日に行われた記者会見で「谷戸の豊かな植生を生かした和紙作りをしてみたい」と展望を話した。上地克明市長は「創作活動を通じて、谷戸地域の活性化にお力添えいただきたい」とコメントした。

 鈴木さんは今年3月に女子美術大の修士課程を修了。銅版画などの版画技法、ドローイングやコラージュ、植物やコットンを素材にした紙すきなどの手法を用いて様々な創作活動を行っている。個展やグループ展のほか、地域に根差したアートプロジェクトにも参画している。

 今回は染物をメインで行っていた山本愛子さんが昨年7月に転居したことに伴い、公募が行われ、8人の中から選ばれた。現在同村には4人の芸術家が滞在している。

”揺らぎ”楽しんで

 繊細で柔らかい線を生み出すことが出来、複製も可能な版画。鈴木さんは自然物を使用することが多く、当初思い描いていた作風と違った作品が生まれるのも魅力の一つだという。「作品の中にある一つひとつのかすれやしわなどの”揺らぎ”を楽しんでほしい」

兄の行動に着想

 「日常にあるモノの見え方が変わった」。兄の着ている服や言動など、揺らぎを魅せるスタイルや作品のテーマ設定は、これまで一緒に暮らしてきた兄の行動に着想を得ているものが多い。鈴木さんの兄は言葉を発さない。その分、言葉を受け取る感性に少しのずれがあり、そのちょっとした違和感を作品に落とし込んでいる。

 最近では、自身ですいた和紙に版画を施す作業も行う。「地域の人との交流やリサーチを通じて、谷戸の草花を生かしたオリジナルの和紙作りにもチャレンジしてみたい」

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