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横須賀・三浦 社会

公開日:2025.05.23

横須賀美術館
音と形 オルガン製作の魅力
須藤宏さんの特集展示

  • 宮崎県立芸術劇場アイザックスターンホール(宮崎県宮崎市/1993年)撮影:須藤宏

 横須賀市西浦賀にパイプオルガン専門工房を構える須藤宏さん=人物風土記で紹介=の製作過程が分かる写真や模型などから、オルガンの新たな魅力に迫る所蔵品展「須藤オルガン工房の半世紀 その音と形」が横須賀美術館(鴨居4の1)で開かれている。

 須藤さんは1977年、渡独先で日本人初の「オルガン製作マイスター」に認定。同年帰国したのちに工房を開き、全国各地の公共施設や劇場、大聖堂などからの依頼を受け、これまで約20台を生み出してきた。

 オルガンの構造やパーツ、どのようにつくられるのか-。今回はこれまで手掛けた約10台の模型や製作途中の写真、図面などを展示し、オルガンという楽器の知られざる内側や製作の裏側に迫る。須藤さんが使用している道具なども展覧する。

 会期は7月6日(日)まで(6月2日(月)は休館)。問い合わせは市コールセンター【電話】046・822・4000。

 会期中の6月21日(土)にはポジティフ(移動式小型オルガン)を中心としたコンサートもある(午後6時30分開演)。抽選60人。参加無料だが、同展示の観覧券が必須。締切は公演日の2週間前まで。横須賀美術館HPから申し込む。

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