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横須賀・三浦 社会

公開日:2025.05.30

三浦半島4市1町
災害に強い地域づくり
NTT東日本と連携協定

  • 連携協定を結んだ4市1町の首長とNTT澁谷直樹社長(右から3番目)

 三浦半島4市1町(横須賀市・三浦市・逗子市・葉山町・鎌倉市)は5月21日、半島地域特有の災害リスクに対応し、エリア一帯で災害に強い地域づくりを推進することを目的とした防災連携協定をNTT東日本と締結した。NTT東日本本社が広域の自治体と防災協定を結ぶのは初めてのこと。

 三浦半島は地形特性から災害発生時に交通網の遮断、土砂災害による孤立などの災害リスクを抱える。こうした点を踏まえ、今回の協定でNTT東日本は地域通信事業で培った災害対応の知見、映像やドローンなどのデジタル技術、地域密着の現場力を生かし、【1】広域での情報連携を踏まえた通信の応急対応力の強化【2】広域での災害対応を念頭に置いた防災力の強化支援【3】AIやドローンなど最先端技術を活用した次世代の防災DXの共同研究に取り組む。

 横須賀市の上地克明市長は「4月に三浦半島首長連合会議を立ち上げた。さらに心強いパートナーと手を取り合うことは、三浦半島に住む人たちの安全な暮らしに大いにつながる」と強調。三浦市の吉田英男市長は「三浦半島は(災害時)孤立の恐れがある中で、NTT東日本との協定は、4市1町の防災広域連携協定の取り組みを大きく前進させるものだ」と期待を寄せた。

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