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公開日:2025.11.21

三浦学苑女子バレー部
決めたぞ「春高」
県予選準優勝、3年ぶり3度目出場

  • ▲「春高」出場を決めた試合直後のインタビュー。マイクを握るのはキャプテンの川尾選手

 高校バレーの最高峰、第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)の神奈川県予選会が11月15日に平塚市のトッケイセキュリティ平塚総合体育館で開かれ、三浦学苑の女子バレーボール部が準優勝を果たした。来年1月5日(月)から東京都渋谷区の東京体育館で行われる全国大会に出場する。

「打倒橘」対策奏功

 全国大会出場は3年ぶり3度目。この日の午前にあった準決勝で宿敵の川崎市立橘をセットカウント2対1で退けた。

 第1セットは流れを掴めず押されがちな展開となったが、第2・3セットはスタートから持ち前のチームワークを発揮。センター攻撃を使って相手ブロックを翻弄し、サイドからの攻撃を決めやすくするなど勢いのまま勝利を掴み取った。

 市立橘には、関東大会やインターハイ予選で敗れていた。「橘を崩さなければ、先に進めない」とキャプテンの川尾ひなた選手(3年)が語るように、徹底した「橘対策」として、関塚康乃監督の指導のもとで、動画を活用した戦術分析や相手チームを想定した模擬練習を繰り返してきた。「ライバルに次こそは勝つ─」。メンバー全員で共有してきた強い気持ちで挑んだことが結果に繋がった。

 関塚監督は「チームの最大の武器である"ミドルの高さ"を存分に発揮できた。直近で急成長したミドルブロッカーの選手を起用した戦術がうまくはまった」と話し、健闘をたたえた。ミドルの選手たちは中学時代、県大会出場もないレベルだったが、3年間で大きな飛躍を遂げたという。

 決勝は強豪の横浜隼人。対策が不十分であったことに加え、技術も力も相手が一枚上。必死で食らいついたが、ストレート負けを喫した。

 全国の舞台へ向けて、残されたわずかな時間。チームは悔いのない準備で集大成の勝負に挑む。

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