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横須賀・三浦 社会

公開日:2026.03.13

横須賀市武在住 工藤さん
手づくり”サウナカー”発進
「お好きな場所でととのって」

  • 「アツアツのサウナを楽しんで」と話す工藤さん

    「アツアツのサウナを楽しんで」と話す工藤さん

  • サウナ好きにはたまらない「ロウリュ」も利用可

    サウナ好きにはたまらない「ロウリュ」も利用可

  • 手づくり”サウナカー”発進 (写真3)

  • 薪を燃やし室温を上げる

    薪を燃やし室温を上げる

  • 室内はほのかに木の香りが漂う。小窓も設置されている

    室内はほのかに木の香りが漂う。小窓も設置されている

 ありふれた軽トラックが、至福の「ととのい空間」に--。横須賀市武在住の工藤龍哉さん(50)は、軽トラックの荷台に本格的なサウナ小屋を積載した出張型の「サウナカー」を完成させた。場所を選ばず、自然や自宅の庭先で本格サウナを楽しめるユニークな取り組みで、工藤さんによると軽トラを活用した一般利用ができるサウナカーは横須賀・三浦両市で初だという。

「初」への執念 着火剤

 工藤さんの本業はトラックドライバー。その傍ら、自宅でメダカの無人販売も営んでおり、これも同エリアでは初の試みだったという。「初とつくものをやりたがる性分」と話す工藤さんが、次に目をつけたのがサウナだった。「性別関係なく楽しめたり、入れ墨があっても気兼ねなく過ごせたり、そんな自由でプライベートな空間を作りたい」。そうした思いから2025年1月に構想を開始。同年4月から仕事の合間に自宅の駐車場でコツコツと製作を進め、約10カ月をかけて、完成させた。

 車両代を除いた製作費は合計40万円ほど。すべてが工藤さんによる手製だ。車両を購入し、ホームセンターで揃えた木材でサウナ小屋を組み上げた。木材はあえて炙って色味を濃くするなど、意匠にも妥協はない。保健所のチェックを何度も受け、今年2月中旬に正式な営業許可が下りたという。

120度”激熱”空間

 サウナ室は全長2・2m、幅1・5m、高さは1・6m。煙突、換気口、サウナマット、温度計を完備しており、外の景色を眺められる小窓も設置した。熱は、ガスバーナーで薪に火をつける本格派。約30分で90度まで上昇し、最高温度は120度に達する。熱した石に水をかけ蒸気を出す「ロウリュ」も可能だ。サウナ室の定員は大人4人=右写真=だが、サービス自体の利用人数に制限はない。仲間内で交代しながら楽しむこともできる。

 最大の特徴である「機動力」は、主に自宅などの私有地への貸し出しを想定しているが、車両が通れる場所ならどこでもそこがサウナになる。

 今後はイベントへの出展などを通じて周知を図っていく。「このサウナカーで、少しでも地元・横須賀が活性化する一助になれば」と工藤さん。

 料金は1時間1万円。利用方法など詳細はInstagram「5zakura.vip.sauna」から。

 3月15日(日)にビーチパークリビング(鴨居4)で開かれる「五彩マルシェ」で完成車を展示する。時間は午前10時から午後4時。入場無料。

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