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公開日:2026.04.17
横須賀市立中学校 全校に飲料自販機設置 熱中症対策、運用ルールは各校
横須賀市の全市立中学校に飲料の自動販売機が初めて設置され、新年度のスタートと同時に利用が始まった。熱中症対策と部活動時などの水分補給が主な目的。運用ルールなどは各校に委ねられており、規定を設ける学校もあれば、生徒の自主性を尊重するケースもあるという。
市議会会派「自由民主党」の提案を市教育委員会が採用した。
「普段、生徒は水筒を持参しているが、近年の猛暑の影響で足りなくなるケースが増えており、午前中で飲み切ってしまうことが少なくない」と同会派の大貫次郎議員。飲料の補充手段の確保が課題となっており、横浜市などの先行事例を引き合いに、学校現場への自販機導入を働きかけていた。
当初、市教育委員会では、生徒が学校に現金を持参することを懸念して導入を躊躇していたが、体調管理を優先して設置を決めた。市職員が全校の現地視察を行い、電源の有無や補充車両の動線などを確認して場所を確定させた。
飲料の補充などを含めた管理を行う事業者の公募には、災害時に中身を無料開放できる機能の付加を義務付け、公共施設の防災備蓄としての役割をもたせた。実際の運用では、安全上の理由から午後10時以降は稼働させていない。
生徒の自主性尊重
利用ルールは、学校によってまちまちだ。
武山中学校では、生徒の自主性を尊重して現状では縛りを設けていない。「計画的に現金を扱う経験が金銭管理の勉強になる」としており、金銭トラブルやゴミの管理などのマナーをめぐる問題が生じた場合に、その都度対応を考える方針だという。
同校では、運動部員などを中心にスポーツドリンクや機能性飲料が人気を得ており、初日の段階で売り切れる銘柄があった。3年生の男子生徒は「通学距離が長くて、始業前に水筒が空になってしまうことが多く困っていた。練習後に冷たい飲料を飲めるのはありがたい」と購入した飲み物を手にして笑顔を見せた。
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