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公開日:2026.04.10
ヴェルニー記念館 「大河ドラ」見据え集客強化 横須賀市観光協会が管理運営
日本の近代化の礎となった横須賀製鉄所の意義と建設を指導したフランス人技師、ヴェルニーの功績を伝える「ヴェルニー記念館」(横須賀市東逸見町1の1)の管理運営が、4月より横須賀市自然・人文博物館から一般社団法人 横須賀市観光協会に移管された。幕末に同製鉄所の建設を打ち出した小栗上野介忠順が主人公のNHK大河ドラマが2027年に放送されることを受けて、従来の教育的な役割にとどまらず、観光案内拠点としての機能を強化していく狙いだ。
同記念館は、オランダから輸入され、横須賀製鉄所内で活躍した国指定重要文化財のスチームハンマー2台(3トン、0・5トン)を保存・展示する施設として02年に設置された。
蒸気の力で鉄を叩き、頑丈な船の部品を作る巨大な金槌(かなづち)の操作を体験できる模型のほか、同製鉄所でつくられた製品や道具が展示され、主にミュージアム的な役割を果たしてきた。
こうした機能は維持しつつ、JR横須賀駅至近という立地を生かして観光周遊拠点としての発信力を高めていくとともに、市外から訪れる観光客の案内も充実させて戦略的に誘客を図る。市は観光施策として、市内の主要スポットを繋いで巡る「よこすかルートミュージアム」を推進しており、その出発拠点である同公園内の「ティボディエ邸(よこすか近代遺産ミュージアム)」と併せて、地域全体の魅力を伝えていく考えだ。
同館の来館者数は、16年時点の7万人から、24年には9万人へと着実に数字を伸ばしている。近年の艦船人気の影響や、幕末近代史への関心が高まりつつある中で、大河ドラマ放送を追い風に、小栗に関する展示を強化していく方針。「よこすかシティガイド」とも連携して、館内見学と小栗ゆかりのスポットを組み合わせて案内するツアーを造成することで、施設自体の魅力向上を図っていく。
同館では、開館時間を午前9時から午後4時までとし、これまでの月曜休館を廃止することで観光案内所としての役割を強めていく。
「横須賀土産」の販売も
横須賀ゆかりの土産物品を販売するコーナーも新たに設けられた。現時点では、「よこすか海軍カレー」のレトルト商品などが中心だが、これから開発が期待される横須賀製鉄所や小栗上野介忠順をモチーフにした商品も揃えていく方針だ。
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