横須賀・三浦 社会
公開日:2026.04.17
野比中1年長谷川さん 海岸漂着のラブカ死骸発見 特徴的な三又の歯「もしや…」
海洋生物好きの中学生が、横須賀市の野比海岸で深海ザメの一種「ラブカ」の死骸を見つけた。ラブカは水深500mから1000mに生息しているため、研究者でも目にすることが難しいとされている。生態解明の貴重な資料となりそうだ。
発見したのは、野比中学校1年の長谷川匠さん。4月11日の早朝、家族と海岸を散歩している途中、波打ち際で異様な存在感を放つ細長い物体が目に入った。近づいてみると博物館の標本や図鑑で何度も目にしたことのある「ラブカ」の姿と重なった。特に特徴的な三又の歯が並ぶ口元がその思いを強くした。両親に伝え、スマートフォンで撮影した画像を観音崎自然博物館の山田和彦館長に送信して確認を依頼。「すぐに持ち込んで欲しい」との要請を受け、ラブカを持って駆け付けた。
体長は1m超。「前日が荒れ模様の天気であったため、すでに絶命していた個体が打ち上げられたと考えられる」と山田館長。損傷部はあるものの、鋭いトゲのような歯はしっかり確認できた。
今後、同博物館で解剖調査が行われる予定だ。胃の内容物を確認することで、この海域の深海における生態系を探るなど、貴重な研究資料として活用される。
調査を担当する山川宇宙学芸員の提案で、研究論文づくりに長谷川さんも参加することが決定。年内の発表を目指すという。将来、学芸員になることを夢見ている長谷川さんは、思いがけない誘いに「こんなうれしいことはない」と破顔一笑した。
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